なぜ今、プラントベースが注目されるの?
Plant-Based
ニューヨークで、カフェでコーヒーを注文すると、「ミルクは何がいい?」と聞かれることが当たり前です。
これらのプラントベース(植物性の)ミルクが選べます。日本では豆乳がメインですが、写真はカシューミルク、オーツミルク、ココナッツミルク、アーモンドミルク、
アメリカではこのプラントベースミルク(植物から作られたミルク)だけで2000億円以上の売上があります。
2019年にアメリカの世帯のうち41%が植物性ミルクを購入しており、植物性ミルクの売上高は牛乳全体の売上高のうち14%を占めています。(参考資料)
スーパーマーケットの充実した
プラントベースミルク販売コーナー
今アメリカの若者たちの間でプラントベースが広まっています。プラントベースを「痩せたい」「ヘルシーな食生活を目指したい」など、健康上の理由で取り入れる人が多くなっています。
日本でも最近「plant-based」や「植物性食品」といった表示を目にすることが増えました。
モスバーガーの植物性バーガー
イケアの「plant-based」Ramen
「植物性料理(プラントベース食)」は、「ベジタリアン」「ヴィーガン」と似た言葉ですが、正確には 同じではありません。
- 大部分が植物由来原料から作られた食品のこと。
- 乳・卵を原材料に含む場合も、まったく含まない場合もある。
私たちはplant-based(プラントベース)の内容を次の2種類に分けました。
植物由来原料から作られ乳・卵を全く含まない
ほとんど植物由来原料から作られていますが、一部に乳・卵由来成分を含む。
ヴィーガン(完全菜食主義者)の、根底にあるのは、愛護や環境保護といった思想です。
時に宗教の規範がかかわる人もヴィーガン食を選択する場合があります。私たちは こうした食の多様性を尊重し、受け入れる環境整備を提供することに取り組んでいます。
プラントベースブームは、企業にとっての素晴らしいチャンスですが、同時に「ジャパン品質」への信頼を守るために、人々の信条を尊重し受け入れる「環境整備」も同時に進めるようお願いいたします。